2011年2月22~23日に、英国大使館において、UK-Japan気分障害ワークショップが行われました。
これまで、iPS細胞、地球温暖化などの最先端のテーマでワークショップを開いてきた英国大使館が、
気分障害(うつ病、双極性障害)をテーマに選んでくださったのです。
カーディフ大学のニック・クラドック教授が、英国側のコーディネーターを引き受けてくださいました。
日本側のコーディネーターは理化学研究所脳科学総合研究センターの加藤忠史チームリーダーが務めました。
この会で、クラドック先生が、Bipolar Disorder Research Network (BDRN)(http://bdrn.org/)を作って、
双極性障害患者さんとのネットワークを維持していることをお話しされました。
私たちは、英国のウェルカムトラスト財団による巨大なゲノムワイド関連研究の裏に、
こうした地道な運動があったことを初めて知ったのです。
この会を受け、早速BDRN日本版を立ち上げよう、ということになったのです。
2日目の一般向けセミナーの模様は、英国大使館のHPからUstreamでご覧になれます。